MacBook / SYMPTOMMacBookの画面割れ・映らない・線が入るときの原因と修理料金

MacBookの画面が割れてしまった、何も映らない、線が入る・チラつく。画面のトラブルは、液晶そのものの故障だけでなく、画面につながるケーブルやメイン基板(ロジックボード)の不具合、設定やソフトウェアの問題が原因になっていることもあります。
原因を絞り込むうえで役立つのが、外部ディスプレイにつないだときに映るかどうかです。外部ディスプレイに正常に映れば液晶側、映らなければ本体側に原因がある可能性が高くなります。下の一覧から、いまの症状に近いものを選んでください。
目次
画面が割れた・液晶が破損した
落としたりぶつけたりした衝撃で、画面が割れてしまうことがあります。表面のガラスにひびが入っただけに見えても、内側の液晶まで傷んでいることが少なくありません。
| 画面の状態 | 主に考えられる状態 |
|---|---|
| 表面のガラスにひびが入っている | ガラス面の破損。内側の液晶も傷んでいる可能性がある |
| インクがにじんだような黒いシミや、色の付いた模様が広がっている | 液晶パネル内部の破損 |
| 画面の一部が映らない・押すと色がにじむ | 強い圧力がかかり、液晶パネルが傷んでいる |
| 画面の縁やヒンジの周りが変形している | 落下などの衝撃で、ディスプレイ部分全体が損傷している |
主な原因
落下や衝撃
カバンの中で押されたり、机から落としたりした衝撃で画面が割れるケースが多くあります。
物を挟んだまま閉じた
MacBookは画面とキーボードの間のすき間が小さいため、イヤホンやペンなどを挟んだまま閉じると、その部分に圧力がかかって液晶が割れることがあります。
修理について
画面の破損は、液晶パネルを交換して修理します。機種や破損の状態によっては液晶パネルだけを交換できず、ディスプレイ部分(上半身)をまとめて交換することになります。どちらの方法になるかは、点検のうえでご案内します。
自分でできること
割れたまま使い続けない:ひびが広がったり、ガラスの破片でけがをしたりするおそれがあります。
画面を押さない・何度も開け閉めしない:液晶の破損が広がる原因になります。
外部ディスプレイでデータを守る:画面が割れて見えなくても、本体が正常に動いていれば、外部ディスプレイにつないで操作できる場合があります。修理の前に、大切なデータをバックアップしておくと安心です。
画面に何も表示されない
画面が真っ暗なときは、まずMacBook本体が動いているかどうかを確認してください。本体が動いていて画面だけが映らないのか、そもそも電源が入っていないのかで、原因が大きく変わります。
| 状況 | 主に疑われる原因 |
|---|---|
| 電源ランプやキーボードのライトがつかず、充電しても反応しない | 電源が入っていない(充電器・充電端子・バッテリー・メイン基板の不具合) |
| 起動音やキーボードのライトはあるが、画面だけが真っ暗 | 画面の明るさの設定、液晶またはバックライトの故障 |
| 画面に懐中電灯などの光を当てると、うっすら映像が見える | バックライト、またはバックライトに電気を送る回路の故障 |
| 画面を開く角度によって、映ったり消えたりする | 画面につながるケーブルの断線・接触不良 |
| 外部ディスプレイには正常に映る | 液晶、または液晶につながるケーブルの故障 |
| 外部ディスプレイにも映らない | メイン基板(ロジックボード)の故障、ソフトウェアの不具合 |
主な原因
電源が入っていない
画面の故障に見えて、実は本体に電源が入っていないことがあります。充電器やケーブル、本体の充電端子の故障、バッテリーの劣化などが考えられます。
液晶・バックライトの故障
液晶パネルの裏側では、バックライトが画面を照らしています。バックライトや、バックライトに電気を送る回路が故障すると、映像は出ていても暗くて見えない状態になります。
ケーブルの断線・接触不良
本体と画面をつなぐケーブルは、画面を開け閉めするたびに曲げ伸ばしされます。長く使ううちに傷み、断線や接触不良を起こすことがあります。
メイン基板(ロジックボード)の故障
MacBookでは、映像を処理する部品がメイン基板に搭載されています。水濡れや落下の衝撃などでメイン基板が故障すると、画面に何も映らなくなります。
自分で試せる対処法
充電を確認する:純正の充電器をつなぎ、別のコンセントでも試してください。USB-Cで充電する機種では、別のポートにつなぎ替えてみてください。バッテリーが完全に空になっている場合は、しばらく充電してから電源を入れます。
画面の明るさを上げる:明るさが一番低くなっていると、画面が真っ暗に見えることがあります。キーボードの明るさを上げるキーを何度か押してみてください。
強制的に再起動する:電源ボタン(Touch ID)を10秒ほど長押しして電源を切り、少し待ってから電源を入れ直します。
外部ディスプレイにつなぐ:外部ディスプレイやテレビにつないで、映るかどうかを確認します。映る場合は、液晶側の故障の可能性が高くなります。
NVRAM・SMCのリセットを試す(Intel搭載のMacのみ):手順は画面のトラブルで試したい基本の対処法をご覧ください。
電源自体が入らない場合は、MacBookが起動しないときの原因と対処法もご覧ください。
線が入る・チラつく・色がおかしい
画面に線が入る、チラつく、色がおかしいといった症状は、液晶パネルの故障のほか、映像を送るケーブルやメイン基板の不具合、表示の設定が原因になっていることもあります。
| 症状 | 主に疑われる原因 |
|---|---|
| 縦または横に線が入る | 液晶パネルの故障、映像を送るケーブルの断線・接触不良 |
| 画面がチラつく・点滅する | 映像を送るケーブルの接触不良、ソフトウェアの不具合 |
| 画面を開く角度によって、表示が乱れる | 画面につながるケーブルの劣化・断線 |
| 画面全体の色がおかしい・色が偏っている | 表示の設定、液晶パネルまたはメイン基板の故障 |
| 起動した直後から、模様やノイズが出る | メイン基板の、映像を処理する部品の故障 |
主な原因
表示の設定・ソフトウェアの不具合
カラープロファイルやNight Shiftなどの設定で、画面の色が変わって見えることがあります。また、macOSやアプリの不具合で、表示が乱れることもあります。
液晶パネルの故障
液晶パネルが劣化したり、衝撃で傷んだりすると、線やシミが出るようになります。
映像を送るケーブルの断線・接触不良
画面を開け閉めするたびにケーブルが曲げ伸ばしされるため、長く使ううちに傷むことがあります。開く角度によって症状が変わる場合は、このケーブルが原因の可能性が高くなります。
メイン基板(ロジックボード)の故障
映像を処理する部品はメイン基板に搭載されているため、メイン基板が故障すると、表示が乱れることがあります。
自分で試せる対処法
表示の設定を確認する:「システム設定」の「ディスプレイ」で、カラープロファイルやNight Shift、True Toneの設定を確認してください。
再起動し、macOSを最新の状態にする:ソフトウェアの一時的な不具合であれば、再起動やアップデートで改善することがあります。
スクリーンショットを撮って確認する:線やノイズが出ている状態でスクリーンショットを撮り、別の機器で見てください。スクリーンショットにも線が写っていれば本体側、写っていなければ液晶側に原因がある可能性が高くなります。
外部ディスプレイにつなぐ:外部ディスプレイでは正常に映る場合は、液晶パネルまたはケーブルの故障が考えられます。
画面のトラブルで試したい基本の対処法
画面が映らない、表示がおかしいといった症状が、ソフトウェアや設定の一時的な不具合によるものであれば、NVRAMやSMCをリセットすると改善することがあります。ただし、手順はお使いのMacのチップによって異なります。
お使いのMacのチップを確認する
画面の左上にあるアップルメニューから「このMacについて」を開きます。「チップ」の欄に「Apple M1」などと表示されていればAppleシリコン搭載のMac、「プロセッサ」の欄に「Intel」と表示されていればIntel搭載のMacです。
Appleシリコン搭載のMacの場合
Appleシリコン搭載のMacでは、NVRAMとSMCのリセットは必要ありません。これらにあたる処理は、起動時に自動で行われます。完全にシステムを終了し、30秒ほど待ってから電源を入れ直してください。
Intel搭載のMacの場合:NVRAMのリセット
Macをシステム終了し、電源を入れたらすぐに「option」「command」「P」「R」の4つのキーを同時に押し続けます。約20秒後にキーを離してください。起動音が鳴る機種では、2回目の起動音が聞こえたら離します。T2セキュリティチップ搭載の機種では、2回目にAppleのロゴが表示されて消えたら離します。
Intel搭載のMacの場合:SMCのリセット
T2セキュリティチップ搭載の機種
Macをシステム終了します。左側の「control」「option」と右側の「shift」を7秒間押し続け、そのまま電源ボタンも一緒に7秒間押し続けます。すべてのキーを離して数秒待ってから、電源を入れます。
T2セキュリティチップ非搭載の機種
Macをシステム終了します。左側の「shift」「control」「option」と電源ボタンを同時に10秒間押し続けます。すべてのキーを離してから、電源を入れます。
T2セキュリティチップが搭載されているかどうかは、「システム情報」の「コントローラ」(macOSのバージョンによっては「iBridge」)で確認できます。
リセットをしても改善しない場合は、液晶やケーブル、メイン基板などの部品が故障している可能性が高くなります。パソコン修理テックまでご相談ください。
どれにも当てはまらない・症状がよくわからない
画面のトラブルは、症状が出たり出なかったりすることもあり、ご自身で原因を判断するのが難しい場合も少なくありません。ご相談の際に次のようなことがわかると、原因を絞り込みやすくなります。
いつから、どんなきっかけで症状が出たか(落とした、水をこぼした、アップデートの後など)
画面を開く角度や、本体を動かしたときに症状が変わるか
外部ディスプレイにつないだときに映るか
水をこぼした後から画面がおかしい場合は、内部で腐食が進むおそれがあります。電源を入れずに、早めにご相談ください。症状がはっきりしない場合も、パソコン修理テックで詳しく診断したうえで、必要な修理内容をご提案します。
画面・液晶の修理料金の目安
| 修理内容 | 診断料 | 作業料金 | 部品代 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 液晶(LCD)パネルの交換 | 3,000円〜 | 15,000円〜21,000円 | 10,000円〜35,000円 | 18,000円〜+部品代 |
| 上半身(ディスプレイ部分)の交換 | 3,000円〜 | 12,000円〜 | 15,000円〜50,000円 | 15,000円〜+部品代 |
| 不具合箇所の修正・クリーニング(接触不良) | 3,000円〜 | 13,000円〜 | ー | 16,000円〜 |
| 故障部位の補修(はんだ付けなどの精密な作業) | 3,000円〜 | 13,000円〜 | 10,000円〜50,000円 | 16,000円〜+部品代 |
| メイン基板(ロジックボード)の交換 | 3,000円〜 | 13,000円〜 | 10,000円〜50,000円 | 16,000円〜+部品代 |
※こちらの価格はパソコン修理テック新宿店の概算価格です。
※部品代は、機種や画面のサイズによって異なります。
※正確な金額は、点検後にお見積りします。
修理の前にやっておきたいこと:データを守るために
画面が映らなくても、本体の中のデータは無事なことがほとんどです。ただし、メイン基板の交換が必要になった場合、ストレージが基板に組み込まれている機種では、データを引き継げないことがあります。外部ディスプレイにつないで操作できる場合は、修理の前にTime Machineなどでバックアップを取っておくと安心です。バックアップが取れない場合は、ご相談の際に大切なデータがあることをお知らせください。
Macbookの画面修理はパソコン修理テックにお任せください
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