【ノートパソコン】誤って削除したデータを復旧の事例パソコン修理テック
【原因】
パソコン使用時に残すべきファイルをうっかり消してしまったり、別名で保存するつもりが上書き保存してしまったりしたことがある方も居るかと思います。
消してしまったファイルを元に戻す事は、条件付きではありますが可能です。
単純に削除してしまった直後に気づいたのであれば、まずは「ゴミ箱」を確認してみてください。削除したファイルは一度ゴミ箱に入り、その後にゴミ箱を空にすることで改めて削除されるのです。
ただし、大きいサイズのファイルであった場合は、ゴミ箱に入らずに直接削除される事がありますし、ゴミ箱に入れずに削除した場合はゴミ箱から取り出すことはできません。
ゴミ箱の中に削除したファイルが残っていた場合は、「元の場所に戻す」ことで復元することができます。
復元ポイントを設定している場合は復元ポイントを使って復旧が可能ですし、ファイル復元ソフトを使っての復元という方法もあります。
削除した直後であれば、復元できる可能性は高くなります。
ですが、削除した後にHDD内にデータを書き込んだりした場合は復元の可能性は低くなってしまいます。
【本体側の故障例】
- 1)ファイル削除の直後に気づいた
- 2)ファイルを上書きしてしまった
- 3)数日後に誤って削除した事に気づいた
原因 | 症状 |
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ファイル削除の直後に気づいた | ・ゴミ箱の中を確認する ・復元ポイントから復元する ・復元ソフトを使って復元する |
ファイルを上書きしてしまった | ・復元ポイントから復元する ・以前のバージョンの復元を試してみる |
数日後に気づいた | ・復元ポイントから復元する ・以前のバージョンの復元を試してみる ・復元ソフトを使って復元する |
【概算見積りパターン】
データ復旧 | |
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診断料 | 2,000円~ |
作業料金 | 4,500円~ |
合計 | 6,500円~ |
【誤ってファイルを削除した時に試す基本対処法】
①ゴミ箱を確認
まずはゴミ箱を確認してみてください。
もしも中にファイルが残っている場合にはファイル右クリックから「元に戻す」を選択することで、ファイルを復元する事ができます。
②ゴミ箱の中にも見当たらない場合
もしも大事なファイルを削除してしまって、ゴミ箱の中にも見当たらない場合には、現在使っているHDDへファイルを保存しないようにしておきましょう。
HDDからファイルを削除すると、HDDの中に消したファイル分の空き容量ができます。
ここに別のファイルが保存されてしまうと復元できる可能性がなくなってしまうのです。
③復元ポイントやバックアップの設定をしている場合
ファイルの復元ポイントやバックアップの設定をしている場合は、復元ポイントまで戻ってファイルを元に戻す方法もあります。フォルダの右クリックでの「以前のバージョンの復元」でも設定したポイントまで戻す事ができます。
⑤復元のソフトを使っての復元
ファイル復元のソフトを使っての復元という方法もあります。
こちらの方法も削除して空いたHDD内の容量に別のファイルなどを保存していないことが条件となります。
もし、復元ソフトをダウンロードしたりインストールして使う場合は、HDDを使うのではなく、USBメモリなどにダウンロード・インストールをしたほうが良いでしょう。