【デスクトップPC】操作中にフリーズするの事例パソコン修理テック

【原因】メモリ不足・HDD不良・熱暴走等

フリーズする。という表現をしていますが、これは操作を受け付けない状態になってしまい、動作が固まることを言います。
この症状にはいくつかのパターンがあります。
何も反応が無く動作が固まってしまっている場合でも、マウスカーソルは動いていますか？
複数のソフトを同時起動させていたりパソコンの起動直後であるといった、ファイルの読み込み途中や処理性能不足が原因である場合は、しばらく様子を見ることで正常に動作が再開される事があります。
マウスカーソルも動かず、キーボードの操作も反応しない場合は接続の確認をしてみてください。動作が固まって反応が無いわけではなく、接続にミスがある可能性もあります。

【ハードウェアに問題がある場合】

特定のファイルを開いたときやソフトを実行させた時に動作が固まってしまう場合は、ファイルの破損やHDDの不具合も考えられます。
急に動作が固まるようになった時はメモリの故障や接続のゆるみ、認識エラーの可能性もありますので、メモリ周辺のチェックをしてみると良いかと思います。
パソコン内部のファンに異常がある時にもフリーズしてしまうことがあります。
内部に熱がこもってしまった場合ですと、CPUやその他の重要な部品が発熱に耐えられずに動作をストップさせてしまうからです。

【システムに問題がある場合】

処理に負荷がかかっているわけでもなく、しばらく様子を見ても動作が固まったままの場合は、システムファイルの破損やウィルス感染による影響でフリーズしている可能性もあります。

【本体側の故障例】

• 1)一時的な負荷がかかった為に動作が重い
• 2)メモリ不足やHDD故障、熱暴走の為におこるフリーズ
• 3)HDD内のファイル破損やウィルス感染の影響

原因	症状
一時的な動作負荷	・数分の間、様子を見てみる
メモリやHDDの故障	・接続を再確認する ・部品交換をしてみる
熱暴走によるフリーズ	・ファンが回っているか確認をする ・ホコリが溜まっている場合は掃除をする
ファイル破損やウィルス感染によるフリーズ	・OSの再インストール ・セキュリティソフトでのウィルス駆除

【概算見積りパターン】

【操作中にフリーズする時に試す基本対処法】

①一時的に負荷がかかっている状態

単にパソコンに処理をさせすぎて、一時的に負荷がかかっている状態でしたら、しばらく時間をおいて処理が落ち着くまで待ってみてください。
一通りの処理が完了すれば、通常通りに動くようになる場合があります。
ですが、処理が追い付いていないということは、メモリの不足やCPUの力不足も考えられますので、増設や部品交換も視野に入れておいてください。

②キーボードやマウスが反応しない場合

キーボードやマウスが反応しない場合は、パソコンがフリーズしている可能性と接続が外れている・ケーブルが断線していて動作が不安定である可能性があります。
画面が固まっているのではなく、入力信号が届いていないかもしれないという可能性も考えてみてください。

③熱暴走によるフリーズが考えられる場合

熱暴走によるフリーズが考えられる場合は、一度電源を落としてクリーニングをしてみてください。
内部だけではなく、熱の排出口の付近に物を置いたり、空気の通り道をふさがないように気を付けてください。
電源ファンやCPUファンは重要な部品を冷却するためのものです。これらが発熱に耐えられなくなった場合は、フリーズするだけではなく部品の破損にも繋がってしまいます。

④特定のファイルを開いた時

特定のファイルを開いた時などにフリーズしてしまう場合は、ファイルの破損やHDDの故障が考えられますので、ファイルの削除・OSの再インストール・HDD交換などで改善される事もあります。

⑤ウィルス感染による動作の場合

ウィルス感染による動作のフリーズということも可能性としてはあります。 セキュリティソフトでのスキャンで感染が発覚した場合は、適切な駆除をしてください。

⑥マウスやキーボードが操作できる場合

マウスやキーボードが操作できる場合でしたら、一度再起動をしてみてください。 それでも再度フリーズしてしまう場合は、電源を落として内部のクリーニングや接続の確認、【動作が重い、フリーズする】の項目を再確認してみてください。 マウスもキーボードも操作できない場合、本体に再起動（リセット）のボタンはついていませんか？もしそのようなボタンがついていない場合は、お勧めはできませんが、電源ボタンを長押しすることで、強制的に電源を落とす事もできます。