【デスクトップPC】マザーボード交換の事例パソコン修理テック

「マザーボード」と呼ばれる部品が故障すると、さまざまな症状が現れます。
PCに不具合が生じた際に、「この症状ならマザーボードの故障だ」と断定できることはほとんどなく、診断の結果としてマザーボードの故障が発覚することが大半を占めます。
一方で、パーツの交換を実施しても症状が改善されない不具合や、水没などによる故障は、マザーボード交換により改善できる可能性があります。

マザーボードとは？

マザーボードとは、CPUやHDD、SDD、電源ユニットをはじめとしたPCの部品すべてが接続され、それぞれの部品を橋渡しする役割を持った部品です。
デスクトップPC・ノートPCいずれにも搭載されており、PCの心臓部とも言えるほど重要な役割を担います。

マザーボードは「メイン基板」「メインボード」「マザボ」などと呼ばれることもあります。

マザーボードが故障すると起こる症状

• 1)電源が入らない
• 2)電源は入るがBIOSが起動しない
• 3)ファンは回るが画面が映らない
• 4)ブルースクリーンになる
• 5)フリーズする、電源が落ちる

マザーボードは故障する部位によって症状が全く異なります。
傾向としては電源に関連する症状が出ることが多いため、電源ユニットの故障とあわせてマザーボードの故障を疑います。

【概算見積りパターン】

接触不良
診断料	2,000円～
作業料金	4,500円～10,000円
合計	6,500円～

マザーボードの交換
診断料	2,000円～
作業料金	10,000円～15,000円
部品代	8,000円～25,000円
合計	10,000円～＋部品代

 

【マザーボード故障の時に試す基本対処法】

①電源が入らない場合、電源が落ちる場合

PCの電源ケーブルがコンセントに正しく接続されているか、電源ケーブルがPCに接続されているか確認してください。
接続されている場合には、放電のため5分間ケーブルを抜き、差し直して電源が付くか試してください。

②フリーズする、ブルースクリーンになる場合

PCの給気穴がホコリや物で塞がっていないか確認してください。
塞がっていたら、掃除してPCを動作させてみてください。