【ノートパソコン】画面の割れ・破損の事例パソコン修理テック

【原因】

自宅やオフィスに設置してあるデスクトップパソコンと違い、持ち歩いて作業する事があるノートパソコンは破損や故障の確率が高くなってしまいます。
カバンの中で液晶画面が割れてしまったり、取り出す時に落としてしまったりといった事もあります。
ノートパソコンは液晶画面と本体部分が接続されていますので、破損した部分のみを交換するという作業が難しくなる事もあります。
破損した個所によっては、本体部分も含めて交換する必要がある場合もあります。

ノートパソコンの画面が割れてしまい、画面が正常に表示されていない場合は、本体に外部モニタの端子がついていないかを確認してみてください。
もしモニタ出力の端子があるのであれば、デスクトップ用のディスプレイに接続する事で本体に異常がないかを確認する事ができます。
キーボードに外部モニタ切り替えのファンクションキーがある場合は、キーを操作することで外部モニタに切り替える事ができると思います。

外部モニタに接続しても画面が表示されない場合は、本体やその他の部分にも破損の影響が出ている可能性があります。

画面表示や本体に異常がなく、液晶画面の表面だけが割れてしまう事もあります。
タッチ操作可能なディスプレイ等では表面を強化する為に液晶画面の上にガラスパネルを搭載しているタイプがあります。
ガラスパネル単体で交換が可能か、液晶とパネルをセットで交換なのか、ノートパソコンの種類によって修理の内容が変わってきます。

また、割れてはいなくても画面が映らないという症状もあります。
落下の衝撃等で内部での接続コネクタが外れてしまったりする接触不良が原因によるものです。

【故障例】

• 1)液晶画面の破損
• 2)パネルの破損
• 3)接触不良

原因	症状
液晶画面の破損	・外部モニタで本体の異常がみられるか ・液晶画面周りのフレーム等に破損はないか
パネルの破損	・液晶画面は正常に表示されているか ・液晶画面に傷や割れがないか ・単体での交換は可能か
接触不良	・外部モニタで本体の異常がみられるか ・内部の接触を確認

【概算見積りパターン】

【画面割れ・破損の時に試す基本対処法】

①画面割れ以外にも故障個所がないかを確認

まずは画面割れ以外にも故障個所がないかを確認します。
割れてしまう衝撃を与えたということは、その他の部分にも不具合が出ている可能性があります。外部モニタを使っての動作確認をする事で診断する事ができます。
また、今後どのような影響が出るかもわかりませんので、動作を確認できる状態でしたらバックアップを取ることをお勧めします。

②散乱してしまう可能性がある場合

画面が割れてしまって、破片が散乱してしまう可能性がある場合は、怪我をしてしまったりする危険もありますので、一時的な補強としてテープなどで破片を固定してしまう方法もあります。