【ノートパソコン】マザーボード修理の事例パソコン修理テック

部品単位での故障原因が特定できずに、パソコンの正常な起動ができない状態ですと、最終的な故障原因として、マザーボードの故障が考えられます。
マザーボードはパソコンの本体の部分であり、全てのパーツはマザーボードへ接続する事となります。非常に多くの端子や部品が搭載されたパーツとなっているのです。
その為、接続する端子などの接触不良でしたらクリーニング等で改善するかもしれませんが、基板にハンダ付けされた部品の故障となりますと、その部品のみを修理するのは難しくなってしまいます。
ノートパソコンは、デスクトップパソコンとは違い、ほとんどの部品をマザーボードに搭載してます。そのため、一部の部品の故障が原因だとしてもマザーボード全てを交換しないとならない場合があります。
本体の種類によってはメモリもマザーボードに搭載されているものがありますので、メモリ不良だとしてもデスクトップとは違い、メモリのみを交換という修理ができなくなってしまうのです。
最終的な故障の部分がマザーボードであると判断された場合は、修理にかかる時間と費用を検討し、データ抽出後に新しい本体を購入するという選択肢も考えられます。
【本体側の故障例】
- 1)本体が正常に起動しない
- 2)BIOSの不具合で起動しない
- 3)故障部分が特定できない
原因 | 症状 |
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本体が正常に起動しない | ・マザーボード以外の故障なのかを診断 ・マザーボード交換 |
BIOSの不具合で起動しない | ・BIOS更新 ・マザーボード交換 |
故障部分が特定できない | ・マザーボード交換での診断・検証 |
【概算見積りパターン】
マザーボード(本体基板)の交換 | |
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診断料 | 2,000円~ |
作業料金 | 8,000円~11,000円 |
部品代 | 10,000円~30,000円 |
合計 | 10,000円~+部品代 |
【マザーボード修理をする時に試す基本対処法】
①接続や電源部品などを再確認
接続や電源部品などを再確認し、故障部分がマザーボード以外に考えられないかを確かめてください。マザーボードの故障は最終的にたどり着く不具合だとお考えください。
②マザーボードを交換する場合
マザーボードを交換する場合はかかる時間と費用をよく考え、本体の買い替えも視野に入れる事が必要です。その場合は、データの抽出やバックアップをとる必要があります。