【デスクトップPC】事例紹介の事例パソコン修理テック

【電源トラブル・故障個所がわからない】

パソコンを使用していると、突然電源が落ちてしまったり再起動をするようになってしまいました。
電源ユニットや本体の各部品を確認しても故障個所は発見できず、何が原因なのかがわからない状態でした。
最近購入したプリンタが原因かと思い、接続を外してみましたが全く改善されません。
色々と検証をしてみると、本体側の原因ではなく、接続に使っているコンセント側の問題である事がわかりました。
プリンタ増設に伴い、電源タップを追加したのが原因でしょう。たこ足配線により供給される電力が不安定となりパソコンが正常に起動しなくなってしまっていたのです。
コンセント周りの配線を見直す事で無事に改善する事ができました。

【メモリが正常に認識していない】

パソコンの性能を向上させる為にメモリを追加するのは非常に有効な手段です。
しかし、追加したメモリが正しく認識されていない事があります。
OSの種類によっては認識するメモリの最大値が決まっているものもあります。
制限がかかっていないOSなのに使用可能メモリの表示が少なかったので、システムからリソースモニターを確認してみました。
すると「ハードウェア予約済」と書かれた項目にメモリの大半が割り当てられていました。
追加したメモリがシステムによって自由に使えない容量として設定されてしまったのです。
この症状を改善するためにはシステムの更新やBIOSの設定を行ったり、メモリスロットを変更してみる方法があります。
パソコンの電源を落として、メモリを全て抜き、別のスロットへ差し直すことで症状が改善されました。

【インターネットに接続できない・システムが更新できない】

急にインターネットに接続できなくなるというトラブルでは、いくつかの原因が考えられます。
パソコンが複数台あり、1台だけインターネットに接続できなくなってしまいました。パソコン側のネットワーク部品も故障がみられず、ケーブルも異常はありませんでした。
この場合の原因はパソコンではなく、ルーター側にありました。パソコンがインターネットに接続するときに番号を割り当てるのですが、長い間ルーターを起動したままにしておくと古い情報が溜まってしまいます。
ルーターやモデムを起動したままにするのではなく、定期的に再起動をすることで新しい番号が割り当てられて正常にインターネット接続ができるようになる事があります。
また、ウィルス対策として導入しているセキュリティソフトのファイアウォールの設定によっては、ソフトウェアのアップデートでエラーが出てしまう事もあります。
設定を変更するか、一時的に設定を解除する事で解決する事ができる場合があります。

【再インストールをしたら動作が遅くなった】

Windowsを新しくセットアップし、動作を確認してみたら以前よりも動作が遅くなってしまったという事がありました。
インストール直後は動作が軽快になると思われますが、設定次第では以前よりも遅くなってしまう事もあります。
色々と確認をしてみた結果、システムのデバイスマネージャーに設定が完了していない部分がありました。
グラフィックに関する項目で最適なファイルが適用されていない状態だったのです。
動作が遅く感じたのは画面の表示方法が最適ではなかった為です。内部的に正常に動いていても表示が遅くては、タイムラグによって動作が遅くなったと感じてしまいます。
最新のドライバファイルを適用することで、体感的な遅さを改善する事ができました。
システムの再セットアップをした後は、全ての項目が正常に動いているかを確認する必要があります。

【本体側の故障例】

• 1)電源トラブル
• 2)メモリトラブル
• 3)ネットワーク障害
• 4)システムの再セットアップ

原因	症状
電源トラブル	・接触の確認 ・配線の確認 ・配線の確認
メモリトラブル	・接触の確認 ・部品故障の診断 ・システムの確認
ネットワーク障害	・部品故障の診断 ・設定の確認
システムの再セットアップ	・システムの再インストール ・設定の確認 ・各種診断

【概算見積りパターン】